施術家談義 両膝痛編
T.Iさん女性は親類の墓参りをしにJRで長崎に行ってくることを前回の施術日に確認していた。本日、2週間ぶりに来院された。案の定、脚運びが重そうに院内を歩かれて着替えルームに向かわれた。
施術がはじまると同時に私は「かなり脚がおもそうで膝がきつそうですね!」
T.Iさん 「そうなんですよ。長崎のお墓は断崖の上のほうにあることが多いので、階段を手すりにしがみつき高台まで上がっていくんですよ。長崎のお墓に入れてある名前は金文字で入れてあるんですよ。豪華なんですよ!」
内田 「金文字はすごいですね。なんかよく成仏できそうですね。階段1段につき200キロ以上が膝にかかるんですから高台の墓参りをされた方は大概、両膝が痛くなったと言われるんですよ。普段、高台に上がることはないので日常生活習慣では片脚重心から骨盤がずれて片膝が痛むことが殆どです。」
私は注意深く膝のお皿といわれる膝蓋骨、半月板、膝関節全体を整え膝周りの筋肉も調整した。
ついこの前も車で御調町の道の駅の近くの山の斜面高いところに墓所があり、それを眺めながらあそこに行くには大変だろうなと思っていたところです。