指圧は昭和22年に浪越徳次郎先生の功績により日本で国家資格として認定されました。浪越先生は香川県出身で実家の母親の病気を治す為に指圧を考案されました。
母親がリウマチを患っていて少年の頃に浪越先生は毎日、母親の腰を指圧してあげて
リウマチを治した逸話は有名です。
またマリリンモンローが来日した時に、帝国ホテル内でモンローが腹痛(ふくつう)をおこし、浪越先生に依頼がかかり、モンローの腹痛を指圧で見事に治してしまいました。
モンローの腹痛の原因は腸捻転だったそうです。クラニアルオステオパシー(頭蓋骨オステオパシー)は施術者の手で頭蓋の繋ぎ目の柔軟性を回復させて、新鮮な脳脊髄液の生産、循環を促し、神経の伝達をスムースにして、視力障害、頭痛、耳鳴り、めまい、鼻づまり、顎関節、自律神経失調症、を改善していきます。
現代社会では人と話すことが少なくなりました。携帯電話で話すより、携帯からメッセージを入力している姿が殆どではないでしょうか。お気づきになられていないのかも知れませんが、携帯にメッセージを入力する時やパソコンを前にしている時は眉間やこめかみに大変な力が入っていて、とても怖い顔付きになっているのです。当然、クラニアル(頭蓋骨)の繋ぎ目も締め付けられて固くなってしまうのです。
そういえば最近、笑顔がしにくい、人と話をするのが面倒だ。頭が固くなっていている感覚がある。目がかすむ、顎の調子が悪いし頭痛がする。耳がふさがったようになる事がある場合はクラニアルオステオパシー(頭蓋骨オステオパシー)を受けられる事を私は長年の経験からお勧めいたします。
マリリンモンローから依頼があるくらいなので指圧はSHIATSUとして欧米にも知れていて、ヨーロッパ人に特に人気の手技です。
また指圧は東洋医学理論を元にした手技療法で人体にある経絡というツボの通り道を指圧して痛みをとりながら内臓の活性化も期待できる手技となっています。
経絡には胃経、脾経、肝経、胆経、腎経、肺経、大腸経、小腸経、膀胱経、心包経、三焦経、膀胱経などがあります。
経絡には内臓名が表記していることからも、指圧は内臓の疲労が痛みの根源ととらえていて、内臓を活性化させて根本から腰痛、肩こり、首の痛みを改善させる効果があります。
だからこそ浪越先生は母親のリウマチからくる腰痛、マリリンモンローの腸捻転からくる腹痛(ふくつう)を治すことができたのです。
生理中に腰が痛い、便秘と合わせて腰痛があるとか、胃痛と合わせて首肩凝りがある場合は適応となりますのでご相談ください。