施術家談義 就業中のぎっくり腰の巻 福山市の整体 ウチダ整体堂
仕事中に腰を痛めたと予約が入り、40代の男性K様が初来院された。ドアを開けて入ってくる瞬間から上半身を右に傾けた逃避性傾斜を顕著に表してやってこられた。『痛そうですね。』内田 『はい。』K様
さっそくベッドに寝ていただいて触診をすると腰椎が大腿部のハムストリング筋に引っ張られていた。私は『最近、運転が長かったですか❓』内田 『ここのところ現場が遠方だったもので。』K様
『あと昔、野球かサッカーをしていましたか❓』内田 『中学、高校とテニスをていました。』K様
私ははずしてしまったショックから一瞬で開き直り、まあテニスは野球とサッカーを足して2で割ったような動きですからねって無理やりこじつけた。(笑)
矯正をなれた手さばきで行いながら後頭部を触診すると後頭部が奥に入り込んでいので『Kさんはお仕事が空調のお仕事なので上を向いての作業が多いと思います。なので後頭骨が奥にむかって歪んでいます。こうなると頭の重さが吸収できなくなるのでこれも腰痛を招いた原因ですね。昔、JRの保線工事をしている方がこられて同じように歪んでいましたがその方以来ですよ。
ここまで後頭部が歪んでいるのは。線路の工事も電線の修復作業が多いので上を向きっぱなしでの作業ですからね。スマホ操作は後頭部が後ろに上を電気工事とか上を向く作業は後頭骨が奥に歪むんです。』Kさんは話好きぽかったのでついついベラベラとしゃべってしまった。でもちゃんと手を動かしながら話しました(笑)
『先生、あと右腕のこのあたりもいたくなることがあるんですけど。』K様 と言われながら右腕の肘から上の上腕部の外側を指でしめされた。『ははーっこれは猫背からきていますね。腕には3本太い神経が通っておりこれは橈骨神経痛です。ココが凝って神経を圧迫しているんですよって言うと』。あっそこが痛いですって言われた。
私はKさんの腰痛施術をしてから右肩周りのこりやズレをとり右上腕の痛みを解いていった。
施術が終わり立って歩いていただくと逃避性の体の傾きがとれていた。『なんかもう楽になりました』ってかなり喜ばれていた。