
★絵 内田博之(私は歌は得意ですが、絵はめっぽう下手です。家内が大笑いしてました。この絵を見て。)
椎間板は伸びたり縮んだりできる弾力性のある組織です。椎間板の役割は体重を支えることと、脊椎の動きに柔軟性を与える働きがあります。身体の前かがみでは椎間板の前が狭まり前かがみがしやすくなり、後ろに反らせるときは椎間板の後ろがせばまり身体がそらせやすくなります。よく前屈ができないのは筋肉だけだと思い頑張ってストレッチをする方が多いですが椎間板の柔軟性が失われている可能性もあるのです。
椎間板の構成要素は水分が80%、残りはコラーゲンとプロテオグリカンです。人間は直立しているので体重を椎間板が支えていると夜になると椎間板から水分が放出されて厚みが薄くなります。夜の睡眠で椎間板の疲労が回復する過程で椎間板は水分を吸収して厚みが太くなります。したがって人間は朝のほうが身長が1.5㎝くらい高いくなっているのです。
脊椎が歪んでいると椎間板の回復時の水分再吸収がうまくおこなわれなくなるので体重を支えて薄くなった椎間板が元の厚みにもどりにくくなってしまいます。椎間板の厚みが回復しなければ骨と骨がぶつかり骨が変形して骨棘となりそれが神経を圧迫してしまう腰椎症になってしまう率がたかまりますのでウチダ整体堂で脊椎を整えて椎間板の回復を援護してあげましょう。