背骨や骨盤が歪む原因は主に三つあり
●一つ目はストラクチャー(構造的な歪み)が代表的です。
昔は着物を着ているだけで姿勢はある程度良くなっていました。それは帯によって骨盤を固定するからです。
あと江戸時代などは男性の平均身長が155センチ程で実に現代よりも20センチ低い身長だったのです。
低い身長であればかがむ動作はかなり少なくなりますし、なんといってもよく歩いていたので農作業などした後、家まで歩くうち自然に曲がった背中はのびていたはずです。
ところが現代人はラフな格好になり兜虫から芋虫にかわったようにだらっとしています。それに運動不足で筋力が低下した状態で身長だけ伸びているわけですから欠陥建築そのもので建物が傾くように背骨もずれてしまっているのです。
それにノートパソコンの操作や携帯電話の操作時の猫背姿勢はなかなか避けられるものでありません。うがいをするときぐらいではないでしょうか?背中を伸ばしているのは。
銀行でいただいたカレンダーのように丸めた状態が長時間におよぶとラップをとってもカレンダーはまるまったままです。人間の背中の筋肉もカレンダーと同じように猫背の状態が長いとまるまる癖がつき背骨は歪んでしまいます。
●二つ目はメンタル(精神的)部分です。
高校野球の勝者チームと敗者チーム、ボクシングタイトルマッチの勝者と敗者の姿勢の違いは今すぐにでも思い浮かんでくるはずです。
小学校で表彰されている生徒とその逆に叱られている生徒の姿勢の違いもわかり易いのではないでしょうか。
そのように精神的な喜び悲しみはすぐさま背骨に変化を表します。
逆に丸まった姿勢をしていれば気分が落ち込んできます。
現代人に鬱病が多いのは背骨が大きく関与しているものと思われます。